はじめまして。最近、入社いたしました松川と申します。
入社早々、産地相場研修会というお茶の販売会のために宇治茶会館に伺いました。実は私は日本茶好きが高じて入社したこともあって、仕事とはいえかなり楽しみにしていました。
受付には各お茶屋さんの代表者が、当日出品されるお茶のリストを受け取り、真剣な表情で眺めていました。
リストをもとに買いたい商品にチェックを入れつつスタートを待ちます。
ご挨拶を皮切りに、お茶屋さんがお目当てのお茶のサンプルをとって、試験茶碗に茶葉を入れお湯を注ぎます。
お茶を拝見し滋味を審査するのですが、会場の緊張感とともに上司の気迫がビシビシと伝わってきました。製造担当者として、どこの何のお茶を見てるか食らいついて見ていました。
個人的にかなり印象的だったことがありまして、当日入札する種類を絞ってサンプルを選んでいるのですが、各お茶の香りも味もかなり差があったことです。これを評価して合組(ブレンド)することは相当難しいだろうと率直に思いました。
今回の買い付けの対象ではないお茶も色々見れて本当に勉強になりました。また、お茶好きの観点から、お茶屋さんの仕事をご紹介できればと思います。